庭田、W石垣島大会で初V

庭田、W石垣島大会で初V

 石垣島では毎年恒例の国際レースと一般参加レースを実施する、オリンピックのショートディスタンス型のトライアスロンが今年も開かれ、ワールドカップ女子では昨年に次いで今年も日本勢が優勝をさらった。Ishigaki Triathlon Worldcup 2010&石垣島トライアスロン2010が4月25日、石垣島登野城漁港を中心に開催され、ワールドカップ女子で庭田清美が石垣島での初優勝を飾った。庭田選手は1996年に石垣島でワールドカップトライアスロンが開催された時からの常連で、市内にも熱烈なファンがいる。開催したての当時は、ワールドカップで日本選手から優勝者が出るとはなかなか思えなかった中、コツコツ順位を上げ、優勝までもう一息というレースを何度か体験。今年、39歳でようやく石垣島での優勝を手にした。石垣市民の多くが庭田の名前を知っており、この朗報に多くの市民が口々によかったと、健闘を讃えていた。なお、石垣島トライアスロンでは優勝は、男子では高橋豪一氏。女子では平出美雨さん。ワールドカップ男子はバレンティンメシュケヤコフ選手(ロシア)。なおW男子は、2位細田雄一選手、3位山本良介選手で、ゴール直前まで夢の日本男女優勝が期待されたが、届かなかった。

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