県立八重山病院に医師17人赴任

県立八重山病院に医師17人赴任

 八重山圏域の拠点医療機関である県立八重山病院(松本廣嗣病院長)に今年度から17人の医師が入れ替わり赴任。4月13日午前11時から八重山病院会議室で記者会見が開かれた。この日、会見が外来診療時間とかさなったため、出席できる医師が一人しかおらず、同病院で3年間休診してきた耳鼻咽喉科に赴任が決まった中島淳治医師ひとりが、新病院長松本廣嗣氏とともに記者の質問に答えていた。 東京日本橋の上田クリニックから県立八重山病院耳鼻咽喉科に赴任する中島氏は、3年間休診だったために、もっか受診環境を整えるために、検査室改修および新機材をチェックするなどして4月19日の診療開始に向けて取り組んでいる。中島氏は、県が実施した医師視察ツアーの第一号で、家族とともに石垣島を視察。生活環境や子ども達の就学環境を確認。家族の同意の下に石垣島での赴任を決めた。中島氏は「ホームページで耳鼻咽喉科の医師が3年間いないことを知り、病院へ直に連絡したところ視察へどうぞということでしたので、視察ツアーに参加しました。働きやすさを知って、思い切って決断しました。」とのこと。学生時代は馬術クラブに在籍、島に馬がいるならリフレッシュするため馬にも乗りたいと述べていた。「方言は大丈夫ですか」との記者の質問に対し、中島氏はこれから少しずつ理解していきたいと述べていた。

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