3月17日から4月4日まで石垣市立八重山博物館で新収蔵展がおこなわれ、多くの文化に関心ある人々が、会場に足を運んだ。毎年実施される新収蔵展は、市民が持つ昔からある民具や手放しがたい家具・道具など、倉庫の奥に眠る価値ある品を、博物館へ寄贈してもらう活動を博物館が実施しており、その収蔵された品をこの日に公開するもの。今回は、35種類の品が寄贈され、八重山博物館内で公開された。会場に展示された品は1960年代の八重山の写真や、手斧・番頭や山刀、ノコギリなど、古い時代の工具や選挙につかわれた木製の投票箱など多彩で、見応えある展示となっていた。