小学校の卒業式が12日から始まっているが、卒業式風景に定番だったデイゴの真っ赤な花がヒメコバチの食害で見られなくなって5年がたつ八重山地方。ところが石垣島北部の星野集落入り口付近の平良恵春(67)さんの自宅に植えられたデイゴが赤い花を見せはじめている。まだ花は数えるほどしかなくこれからだが、毎年、見事に咲くことから多くの観光客やカメラマンが近寄って見ていくとのこと。平良さんは電線やサトウキビを運ぶトラックの邪魔になるのではないかと、大きくなりすぎているこのデイゴを心配している。デイゴは挿し木で簡単に増えるのでほしい人には、切ってあげているとのこと。