じゅーしーかまぼこ（上）、アーサかまぼこ（中）、カステラかまぼこ（下） ２００７年に地域団体商標を取得して、地域ブランドを打ち立てて「八重山かまぼこ」を内外にアピールする3社（金城かまぼこ・有限会社マーミヤ・かみやーき小かまぼこ店）が、このほど全国蒲鉾品評会（全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会主催）で揃って入賞。金城かまぼこは「じゅーしーかまぼこ」で農林水産大臣賞、有限会社マーミヤは「アーサかまぼこ」で栄誉大賞、かみやーき小かまぼこ店は「カステラかまぼこ」で全蒲連会長賞を受賞。農林水産大臣賞は同品評会では最高賞で、マーミヤは過去に「モズクかまぼこ」と「ごぼうかまぼこ」で受賞。おなじくカミヤキ小も「カステラかまぼこ」で受賞しており、金城は今回がはじめて。これで八重山かまぼこ3社が農林水産大臣賞受賞経験者となった。6月26日に那覇のパシフィックホテルで開かれる全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会総会で授賞式がおこなわれる。金城かまぼこの金城球二氏は、「八重山のかまぼこが頑張っているなと全国の人に知られることを願っています。」と、3社の受賞で島に明るい話題が提供できてよかったと述べていた。有限会社マーミヤの金城誠明氏は「この受賞をきっかけに八重山のかまぼこが全国にPRできればいいと思う」。大城文博氏は「3社でスクラムを組み、互いに協力して知名度を向上させたい」と、結束力の堅さを思わせるコメントを出していた。
