2月1日、「いしがき教育の日」の制定を記念して、講演会と教育フォーラムが石垣市民会館大ホールで行われた。「いしがき教育の日(2月第1日曜日)は「生きる力」を備えた「心豊かな人材」育成を目指し、家庭、地域、学校及び行政が連携・協働して、本市の将来を担う子どもたちの心身ともに健やかな成長を願い、市民全体による教育の向上に取り組む」として昨年12月に制定。
講演会では「心の豊かさを求めて」~真の生きる力とは~をテーマに、徳島県から「かっぱのげんさん(山内満豊氏)」を講師としてむかえ、山内氏は、日本古来の伝統芸能である駒回しや和太鼓の演奏を交えながら「子どもの教育にとって一番大切なことは、平和で何の不安もない世の中であること。子供も大人も自由に生きるために、今日という日は素晴らしい日」とユーモアたっぷりに話した。
教育フォーラムでは、大島正光氏(前大浜公民館館長)、本村明義氏(いしゃなぎら青年会長)、波平長吉氏(石垣市教育長)、玻座真哲氏(八重山警察署生活安全課少年係長沖縄県警部補)が「子供の教育を考える」~子どもの未来は地域で育つ~をテーマに、家庭と行政や地域との連携の重要性、子供との関わりや教育について話し、多くの人が訪れ、講演会、フォーラムともに耳を傾けた。