大相撲八重山場所開催

大相撲八重山場所開催

 12月19日、島の相撲ファン待望の大相撲巡業八重山場所が午後3時から石垣市総合体育館で開催され、会場は身長180センチを越す大きな体の相撲取りが市民の前で稽古・取り組みを見せ、会場を大いに沸かせました。稽古は、申し合い、3番稽古、ぶつかり稽古と、日頃の様子を土俵上で見せ、ぶつかりあう音を会場に響かせていました。観覧に集まった市民は最初は眺める一方でしたが、八重山ゆかりの力士、普天王、豊見山、桴海が登場すると会場からは拍手があがり、あつまった人の応援に少しづつ熱がこもります。白鳳や朝青龍の両横綱が現れると、会場のどよめきは最高潮になり、テレビでしか見られなかった横綱の勇姿を前に、興奮の場内となっていました。このあと関取と子どもの稽古も披露され、会場は笑い声で盛り上がり、楽しい土俵風景を見せていました。このあと、序二段の取り組みからはじまり、白鳳 琴光喜の取り組みまで、熱い勝負が繰り広げられました。戦いの合間に、初切、相撲甚句、髪結い披露、横綱綱締め実演、櫓太鼓打分も披露。相撲ファンにはたのしい一日となっていました。なお、西の前頭筆頭の普天王は豊之島を寄り切り、序二段の島出身の桴海と豊見山は地元の声援の中、勝ち星をあげていました。12月20日は午前9時からおこなわれ午後3時まで開催されていました。『大相撲八重山場所』の動画はこちら

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