八重山地域高病原性鳥インフルエンザ防疫机上演習

八重山地域高病原性鳥インフルエンザ防疫机上演習

 12月17日午後1時半から八重山支庁一階会議室で八重山地域高病原性鳥インフルエンザ防疫机上演習がおこなわれ、現地対策本部長を八重山支庁長に演習内容を説明担当者が、プロジェクターを使って説明。養鶏業者や関係機関、約30人が熱心に説明に聞き入っていました。世界で起こっているH5N1型の流行例が説明されたほか、最近では12月9日に香港の養鶏場で死んだ鶏の中の3羽からH5亜型の高病原性鳥インフルエンザが検出され、周辺の養鶏場の8万羽が殺処分されていることが発表されていました。この高病原性鳥インフルエンザは、熱に弱く、乾燥にも弱いため、消毒液で簡単に死滅させられるとも。生きた細胞がなければ生きられないウイルスですが、適した細胞があるとどんどん増殖するとのこと。この日、想定概要説明から、病性鑑定、発生地の防疫措置、患畜等の評価、周辺の検診、疫学調査、移動制限措置が説明され、防疫に取り組むために必要な一日の係員の動員数が135人となることが発表されていました。(家畜防疫員24人や支庁など県職員37人、発生市町村34人、関係団体30人、その他10人の内訳です。)

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