12月12日から14日まで石垣市民会館展示ホールでやいまのみーどぅんたちのてぃわざ展が開催されています。八重山の12人の女流工芸家が一堂にそろっての展示会で、陶器、染織、編み物、紅型、古布、衣、民具、パッチワークと多彩な展示物が、所狭しと会場に並べられて、女性の手業の熱気が充満した雰囲気。訪れる人も、ひとつひとつの作品を食い入るように見る人もあり、見応えある会場となっていました。出展するのは、古布の池原美智子、陶器の奈美ロリマー、パッチワークの樫木八重子、ニットの長嶺孝子、紅型の許田史枝、陶器の道下治子、染織の榮亜衣、織物の宮良摂、藍染め・紅型の高階章、陶器の宮良真知子、染織布の津田明子、陶磁器の宮良ゆうなの12人(敬称略)。10時から19時までの開催で(最終日は17時までです)、2年に一度のペースで継続してきたこの展示会は、今回8回目。16年越しです。根強いファンに支えられて続いてきた盛況な展示会は、見事に成長を遂げて、12人と出展者も増え、実に多彩な品揃えです。まさに展示ホールは八重山の工芸の里です。『やいまのみーどぅんたちのてぃわざ展』の動画はこちら