サシバがすでに八重山入り

サシバがすでに八重山入り

 秋の風物詩サシバの渡りが始まっています。10月10日、午後5時頃、バンナ公園の鉄塔のそばで、10羽ほどのサシバが、上昇気流に乗って空を舞っていました。この時刻に舞い降りて、一夜をバンナ岳の中腹やアンパルの森林で休んだあと、明日の日の出前の早朝に一斉に舞い上がって、南の空に消えてゆきます。飛翔が黎明であるために、なかなか見ることはできません。この時期、夕方4時頃に島に舞い降りて、時折、多くのサシバが上昇気流に乗ってタカ柱を見せる醍醐味は、愛鳥家には楽しみな光景。これから月末にかけてサシバの八重山入りが増え、ピークが楽しみです。10月の中旬から下旬の午後4時半から5時半の間は、美しい夕暮れとサシバのタカ柱が楽しめます。(写真はバンナ岳鉄塔に出たサシバ)追記 10月11日にたくさんのサシバの渡りがあった模様です。ピークが近づいています。2006年は10月11日、12日。2007年は10月16日、17日がピークだったとの情報です。12日から空に大注目です。『サシバの渡り(2007年)』の動画はこちら

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