容器包装プラスチック回収スタート

容器包装プラスチック回収スタート

 タマゴの容器、サシミなどの発砲トレイ、洗剤のプラスチックボトル、発泡スチロールなど、これまで不燃物として有料袋に入れて出していた容器包装プラスチック類が10月1日より、資源ゴミとして回収されることになり、これまで有料ゴミ袋に入れていたこれら新たに資源ゴミとなった容器包装プラスチックを、各戸できれいに洗って透明な袋に入れ出すことになった。これは、石垣市最終処分場の寿命を16年程度延長するのが目的。資源ゴミとして処理することで、不燃物の処理は20%軽減されることが見込まれている。半年では約300トン分になるとも。最終処分場は1999年に供用開始し15年間で満杯になる予定。これが今回の資源ゴミ枠の拡大で、2030年までもつことになる。ゼロエミッションの言葉が最近聞こえてこないが、10月からスーパーでのレジ袋の有料化を含めて、地球に優しい暮らしへ向けた取り組みがより具体的に進んでいます。効率化の影で生まれる無駄なゴミ。そんな無駄なもののリサイクルへの配慮を進める必要性は、有用なゴミへの変身にある。ただ、目的なしにスピードを競う経済社会の掟にあっては、その限界も気にはなります。

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