9月26日午後1時30分から石垣市役所3階の協議室で第一回石垣市都市計画審議会がおこなわれ、17人の委員に委嘱状が交付されたあと、大原正啓委員が会長に選ばれ、審議が始まりました。まず石垣市計画下水道の変更に関する審議がおこなわれ、雨水と生活雑排水がいっしょだった石垣都市下水路が雨水専用に排水する施設に名称を変更。石垣公共下道と名を変え、これにより今後は60%の補助率が確保され、昨今発生している大雨による冠水被害を抑止するべく、公共下水道工事が平成37年完成目指す形で総工費32億円で実施されることが報告されていました。この日、同審議会では、この変更について付帯事項をつけて委員等が承認。現状の汚水を中心に排水する下水の一般家庭の下水本管との連結。およびそれするに障害を与えないこと。また、公共下水道に一本化することで被るだろう市民負担が、発生しないことを付帯事項にしていました。現在、地下に埋設されている汚水を中心とする下水とはつながらない管であるため、本土で見られる冠水のときの糞尿の逆流はありません。しかし、今後、この工事が完了した暁には、本管に下水道をつないでいない家庭では、大雨による道路の冠水時、浄化槽へ雨水や生活雑排水が浄化槽へ逆流する可能性がでてきます。これまで手がつけられなかった生活雑排水の都市下水路への放流は、自主的に制限されてくるはず。このほか、川平地区の景観地区指定にむけての取り組み日程を紹介。9月29日に景観地区指定第一回川平地区懇談会が行われる予定。