9月12日、台風13号は予想に反してなかなか西に進路を変えず、まっすぐ先島へ接近です。ゆっくりしたところは、2006年の13号にそっくり。郊外の道路は当然ガラガラですが、市街地はまだ車が走っています。島のスーパーでは空いた棚が目立っており、品は来週火曜まで入荷がないとの表示も見られました。それでも、暴風直前にもかかわらず、車がスーパーに集まっていました。空港は閉鎖に向けて準備中です。待合いロビーは誰もおらず、数人の客とテレビカメラクルーがいました。写真は車が午前9時45分ころの空港駐車場のバイク転倒の様子。丘に当たる小高い場所の風雨は激しいものの、少し低くなると、風が止んでおり、疎らな暴風といったところ。まもなく、暴風域です。空路海路全便欠航。24時間以上の缶詰状態になる可能性が出てきました。なかなか西へ向かず、ゆっくりすぎる台風は、農作物だけでなく動植物にも影響は多大です。『2008年台風13号八重山暴風域突入直前』の動画はこちら