去った8月30日午後7時から竹富小中学校特設舞台で、「南北芸能交流の集い」が開かれ、青森県弘前市の「ねぷた」や斜里町の「しれとこ斜里ねぷた」が竹富島を練り歩き、盛大に南の島の夏を彩りました。竹富島と斜里町が姉妹町を盟約して35周年を記念しておこなわれたこの芸能交流は、互いの芸能文化を知ることで理解を深めるのを目的に実施されたもの。斜里町と青森県弘前市は友好都市であることから、弘前ねぷたも参加となっています。約1500人が会場に訪れて、島は大いに賑わっていました。特設舞台では南の島の優雅な、そして楽しい八重山の芸能の演目が披露され、また北国独特の音色を出す津軽三味線の、吹雪を思わせる雄々しいバチさばきも見応えあり、充実したひとときとなっていました。