第4回新石垣空港アクセス道路等検討委員会

第4回新石垣空港アクセス道路等検討委員会

 8月26日午後3時から八重山支庁大会堂で第4回新石垣空港アクセス道路等検討委員会が開かれ、前回の第3回同委員会で白保公民館長から、白保集落を通過する案の概算事業費が高すぎるのではないかと疑問が寄せられ、その回答を待って、今回の同検討委員会開催となりました。
 委員会は、将来交通量推計を示しながら、空港アクセス道路の各案の概算事業費について説明。既存の道路が空港開港で交通量が現状の2車線では間に合わなくなることが推計され、4車線化が必要となることから、事業費は跳ね上がることになります。一方、B案では新たにルートをつくるために交通量は、既存のルートが生かされ2車線での建設で十分な模様。この日、委員長の大浜長照氏の打診で、委員らにBの2案で良いかという声に「異議なし」が返り、全会一致でアクセス道路は、国道390号バイパスから現空港への道をそのまま延ばして、磯辺から宮良橋の内陸に橋を架けて通し、そのままなごみの里の前から神田集落を明和の大津波側へ向かうコースに入り、そこをまっすぐ、新空港に向かう道を選択しました。
 平成22年の国の概算要求に間に合わせるには、2・3月に設計が完了していなければならず、それには今月中に同検討委員会の選定を済ませたい県としては、この日の選定で、ひとまず設計段階に突入可能に。これから大急ぎでアクセス道路の細かなルートが決められます。設計が決まるのは1・2月で、各地区説明会は3・4月を目標におこなわれる模様。

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