7月14日午後2時からゲットウ植栽によるグリーンベルト作戦が、轟川河口近くの農地でおこなわれ、八重山支庁、石垣市、JAおきなわ八重山地区婦人部、WWFジャパンなど50名が集まり、ゲットウ1500本とインド原産のベチベル800本を植栽。植えた農地は、宇田川定子さんの畑。近くの工芸家がゲットウの葉がほしいという依頼があり、それに応えたいと思っていたところ、グリーンベルトの設置の話が舞い込んで、お願いすることにしたとのこと。宇田川さんは、環境保全型の農業を志しているとのこと。今年からは、農薬・化学肥料はつかわない方向で営農を検討中。これからの農業は、若い担い手がで新しい取り組みに励んでいく時代と、女性ながらも意欲的です。この日、沖縄県八重山支庁サイドから持ち込まれたベチベルは、すでに開発組合(旧石垣製糖大浜工場)の前にも植栽され半年がたっています。ゲットウのように広がらないのが特長で、ゲットウを嫌う農家には最適。今後、グリーンベルト用に普及を計画している模様です。これまで本土でも、利用されており、暴風や、土地の流亡を防ぎ、傾斜地で使われる強い植物だそうで、トラクターにふまれても大丈夫な強い植生。2mほどにも成長し、暴風対策になり、オオギバショウのように将来の農村風景の一角を担う防風林になるかも。