毎年恒例の小学6年生の宮良川の川下りが6月22日午前7時からおこなわれ、イカダに乗って赤下橋を7時45分に出発。戦時中の壕やマングローブの観察および、川の状態を見回しながら午前10時過ぎに宮良橋を通過。20分ほどで到着しました。手製の櫂を手に仲間とともに漕ぎ、見事到着した6年生約40名は、全校生徒が出迎える中、川辺に並んで下級生を前に冒険を果たした達成感に浸る爽快な顔を見せていました。下級生には、うらやましい冒険です。6年生になるまで待ち望むイベントがあるというのは、子どもたちにはよい環境です。こうして、伝統の行事は連綿と綴られていく模様。父兄も協力的なのは、かつてイカダで下った父母があるから。郷土の川である宮良川に親しむ意味もありますが、この川下りの冒険は、何より子どもたちの小さな脳を刺激し、大自然に触れることへの自信につながります。それが郷土の川でできるというのは、贅沢です。