戦争と子どもたち展

戦争と子どもたち展

 戦時中の子どもたちの目から見た戦争を通して、当時の事実を知ること。加えて、時代を担う子どもたちが平和学習に取り組んだ作品を一堂に集めて紹介する「戦争と子どもたち展」が6月1日から29日まで、八重山平和祈念館第2展示室で開催されています。午前9時から午後5時で、入場は無料。(月曜休館です)会場には、当時軍国主義真っ盛りの中で、健気に生きる子どもたちの写真パネルが張られ、懐かしい戦争中の島の写真があります。また、当時を知ることのできる品が多数展示。天皇の祖先「天照大神」の札を「大麻」として、「大麻礼拝」と記していた事実も展示されています。また、一市民(宮里テツさん)の小学生時代の日記が披露されており、子どもの目に映る世界が、子どもらしく記録されているものが展示。入営時に隊長に没収されたが、後年大事に教師を通じて持ち主に返されもので、奇跡的に残ったものでもあります。子どもの感性がそのまま記されて、直筆のもののコピーであれば、当時を想いめぐらすには、貴重な資料の公開といえます。『戦争と子どもたち展』の動画はこちら

この記事をシェアする