嵐とサンゴの産卵

嵐とサンゴの産卵

 5月19日深夜にサンゴの産卵発生。豪雨の中の発生です。2005年、2006年、2007年、そして今年2008年のサンゴの産卵時に、なぜか連続、嵐がかかわります。5月18日午後10時頃、米原ではダブルリーフ付近でサンゴの産卵があり、19日の午前中には、洋上に赤いスリックが浮かんでいました。2005年の雷と大雨、2006年の豪雨、2007年の嵐に次いで、今年も豪雨の最中のサンゴの産卵です。一昨年、昨年と連続して旧暦4月13日の産卵も偶然とはいえ連続で、今年も期待した人も多かった旧暦4月13日産卵は、一日ずれて14日。やはり産卵日時は、固定しません。大自然があるがままになす技であれば、当然ではありますが。水温が27度に上がれば産卵に到るといわれるサンゴの産卵。昨年、一昨年の一斉産卵は大規模でしたが、今年5月18日の産卵は規模がそれほどでもなかった模様。さて、2年続いたサンゴの大規模産卵。今年はあるのでしょうか。それとも次の大潮に回されるか。島を構成するサンゴ礁石灰岩は、そのものサンゴです。そう、サンゴの死骸がこの島の陸であれば、島の存在の大本といえます。(写真は昨年の産卵)

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