サンゴの産卵直前で酷い話

サンゴの産卵直前で酷い話

 5月17日は、サンゴの大産卵となる可能性のある日。夜半にサンゴの産卵を撮影しようと考える人が、海の様子に目をこらしています。午後10時頃にNHKのステッカーが貼られた機材が、米原海岸の一角に沈められたまま取り置かれていました。長いケーブルが水底のテーブル珊瑚まで置かれて、2台三脚が放置。この日産卵がなかったために、あるまで置きっぱなしになる模様か。高価な三脚を惜しげもなく放置できるNHKの取り組みには、驚かされます。周囲にはミドリイシがひとつしかなく、荒れた海では安全に観察するには唯一ミドリイシサンゴ。それを独り占めするかに、機材の放置は酷い。上野公園ではあるまいし、珍しい水中での場所取りです。

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