カンリワシ展示公開コーナー

カンリワシ展示公開コーナー

 昨年、交通事故に見舞われ完治しても放鳥できなくなったカムリワシが民間施設で公開されることになりました。左肩の付け根骨折でいびつな癒着が見られたため、回復を果たすも飛翔できなくなったカンムリワシを、このほど、八重山民俗園で公開して交通事故防止の広報役を担うことになり、その一般公開が5月11日午後2時からおこなわれました。これまで環境省・文化庁との話し合いを進めてきており、県獣医師会とカンムリワシリサーチは、ようやくこの5月に公開を実現。国の特別天然記念物がゲージで飼われ、公開される施設は、県内では、子どもの国のヤンバルクイナに次ぐもの。生息域に置かれる施設としては初となります。このカンムリワシは、昨年3月12日に西表島で発見された個体。交通事故と見られる。治療の甲斐無く飛べないことから、恒常的な施設で生きられるようにカンムリワシリサーチと獣医師会が検討。環境省と文化庁の許可をとって、この日の公開にこぎ着けたもの。12m×6mの施設で今後カンムリワシは、交通事故に合わないように、多くの人へ訴えるために、この施設で飼育されます。現在、カンムリワシの名前を募集中で、ゲージ施設の前にはカンムリワシの名を書いて入れる投書箱が設置されています。『飛べないカンムリワシ展示へ』の動画はこちら

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