トライアスロンワールドカップ男子でバイクからランへ移行中に転倒。きっかけは、コース左右に狭く置かれたトランジッションエリアでバイクを止める場所を誤った選手が、反対側に割り込もうとして突進。このときに怪我した選手が転倒している。バイクを入れるために一丸となって入ってきた集団が、所定の場所にバイクを入れるタイミングになったとき、後ろが来た選手が突如減速させられることになったことも重なっている。当然だが、割り込みする選手は前の選手の動きは不注意になる。突然に減速され、詰まったことで手を離した割り込み者。バイクを寄せられてなのか、あるいは何かにつまずいたのか。転倒原因はわからない。裸足で走っていれば、アキレス腱はバイクの金属機材に当てられる危険と隣同士。大胆な選手が有利になるのではおかしい。事故は割り込みと急に減速させられたことが影響しているのだが、バイクを入れる場所が狭いために、横向きにしたときに、通り過ぎる後ろの選手への配慮ができない状況もある。危険が多い。Wカップを目指す選手が世界から集まっているのだ。アキレス腱の負傷は選手には重大な損失。Wカップは世界のアスリートが集まる以上、最善の対応が必要だ。可能なかぎり多様なレース展開を想定したトラジッッション対策が必要では。石垣島トライアスロンでも単独事故とはいえ、重傷である。ここでも主催者側に危険回避への配慮が問われる。コースの危険箇所の説明を入念にする必要があるのでは。『W杯での事故』の動画はこちら