八重山のデイゴが3年前から開花しなくなっています。ヒメコバチの異常発生で、幹深く侵入した虫の影響でデイゴが枯れ、ズタズタの状態です。離島のデイゴも咲かないままです。デイゴの大木が次々に枯れ果てて、無惨な姿になったままです。デイゴが全滅することでヒメコバチがいなくなるまで、この状態が続くと思われていました。ところが、玉取崎デイゴが開花。4月8日の夕方のデイゴの赤が見られました。久々の赤い花です。卒業式の代名詞だったデイゴ。今回は小学校の入学式のこの日、突如咲いてくれました。ただ、市街地の人は、玉取崎までこなければ、見られません。観光客は、デイゴの「赤」に素直に反応して、見守っていました。ここ数年、咲いていない話をすると、驚いていました。まだ、つぼみがあるので、しばらくこの赤い花は見られます。『デイゴが久々に開花』の動画はこちら