4月1日に発見されたソリハシセイタカシギは、片足に釣りのテグスが巻いている状態で、ほぼ足先が壊死しています。足を引きずりながらいるようから、今後弱っていくのではないかと、バードウオッチャーは観察を続けています。環境省石垣自然保護官事務所では、まだ元気なので見守っていくとのこと。衰弱が見られれば、保護のために捕獲も考え、関係者に観察をお願いしているとコメントしていました。野鳥の中でも気品を感じるきれいな鳥。昨年、クロツラヘラサギが、沖縄本島でくちばしにテグスを巻き付けてしまい、餌が取れなくなっていたのを思い出します。4年前は、石垣島大里の水田で餌をついばむ様子が見られた野鳥。今回は、海辺。野鳥にとって、海での餌とりは、リスクが高まることになる。こんな珍鳥が難に遭うほど、海にはたくさんテグスが捨てられているのだろうか。『ソリハシセイタカシギ受難』の動画はこちら