新たな洞窟が工事現場で発見された新石垣空港。その対応をめぐって、検討会が開催されました。3月26日午後3時から八重山支庁大会堂で第3回新石垣空港小型コウモリ類検討委員会が開かれ、現在工事中の浸透ゾーンで新たに確認された洞窟に関する検討がおこなわれました。メンバーは、東清二、向山直、前田喜四郎、中村久、松島昭司の5名。これまで、工事中に発見された洞窟はB1洞窟と呼ばれるものと、C1洞窟と呼ばれるものの二つで、その内のC1洞窟と呼ばれる洞窟について、事務局側で調査を実施。その調査結果がこの検討会で発表され、その保全計画が、委員らに対して提示されました。着工後の新たに発見された洞窟についての初めての検討会で、5名の委員は、事務局のC1洞窟の調査結果の説明を聞いて、その対策案を検討していました。着工後、はじめて発見された2つの洞窟の内のひとつに検討がかけられたことになり、今後新たに出てくるもの含めて、新洞穴への対応のモデルを意識して、話し合いがおこなわれていました。(写真はC1洞窟)