米原のリゾートに関する記者会見

米原のリゾートに関する記者会見

 これは、不動産大手のダイワハウスが2005年に13階建てのリゾート開発を進めようと取り組んでいたモノ。住民の反対に遭い2006年2月6日、5階建ての4棟などのリゾート開発に規模を縮小して、再度計画を発表したあと、ずっと音沙汰がないまま、話し合いは表にはでてきていません。米原でのリゾート建設に反対する住民らは、リゾート計画地の一部が農振除外されたことに対し、石垣市に異議申し立てを、県へは不服審査請求を実施してきており、いずれも却下となっています。却下の理由は、利害関係(異議申し立ての適格性)がないということ。そして今度、那覇地裁に農振除外の取り消しを求める訴訟を提起。2月19日に第一回口頭弁論がおこなわれるのを前に会見を実施しました。もちろん、原告としての資格(異議申し立ての適格性)があるかが問われます。2回目の公判は4月23日。反対する住民は、景観法、景観条例を加味した裁定を裁判所に求める形での提訴であり、一方行政にすれば、農振除外は事務手続き上、クリアできれば通ってしまう性質のモノ。その取り消しを願うのは、景観に関する司法のスタンスを見る裁定となります。司法は、そう簡単に冒険はしません。が、反対派は、そこを期待したいといったところでしょうか。広く理解を求める動きとは、少しぶれ気味感ありですが、市民の関心は集まっている模様です。

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