労働安全管理を呼びかける

労働安全管理を呼びかける

 年末正月の労働災害を防ごうと、八重山で官民合同の建設パトロールが実施されました。参加したのは、建設業者の労働安全管理者でなる建設業労働災害防止協会沖縄県支部八重山分会の一行と八重山労働基準監督署の署長と職員ら。12月19日、午前9時から石垣市登野城にある合同庁舎で出発式がおこなわれ、長濱署長が挨拶に立って、19年度11月現在の八重山管内労働災害発生状況は、50件と過去最悪の事態になったことを述べ、畜産、第三次産業、建設業で増加傾向にあることから、労働安全管理を広く呼びかけるべくパトロールを開催することを述べていました。一行は、年末の労働安全管理よし、正月の動労安全管理よしと連呼して出発。この日のパトロールは2カ所、石垣市総合体育館の隣にある多目的施設で、来年2月1日に実施されるロッテのキャンプに備えて、その設備整備工事を実施しているリフォーム現場。もう一カ所は、その隣でこれもロッテのキャンプに対応して、ブルペンと打撃練習をするバッティングゲージの建設現場。一行は、施工業者からの説明を受けながら、工事に携わる人員、業者の労働安全管理に対する意欲、工事に必要な書類などを、つぶさにチェック。労働者の安全がどう配慮されているか、工事現場の環境を細かに確かめていました。

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