11月29日午後2時から真栄里公民館で、真栄里方言収録座談会を実施しました。これは、5年前から方言講座を実施して、真栄里方言を学習してきた真栄里公民館が、方言のもつ抑揚を、記録に残すことで、のちのち若い人にも学習できるようにと、座談会を企画。お年寄り同士で方言をつかって、昔の話をすれば、自然に方言が出てくることから、お年寄りらに真栄里村の昔を語る座談会を実施して、その話を収録するもの。2台のビデオカメラを使って、撮影を実施し、マイクも設置して、方眼を収録しました。座談会は、まず山田善郎真栄里老人クラブ幹事が、司会を実施。武内秀尚公民館長が挨拶に立ち、座談会が開会となったいきさつを述べて、方言を残したいと、座談会への参加に感謝していました。このあと、「農作物(スクルムヌ)について」、あるいは「家畜のウシィ(牛)、ンマ(馬)、オー(ブタ)について、アサラゴー(潮干狩り)、ベーシィマムニイ(私たちの方言)への思いについてなど4つの演台で話を実施。この日集まった老人会のメンバーらは、最初の内は、マイクの前でやりにくそうでしたが、次第に馴れてきて、笑顔が漏れる楽しい座談会になっていました。懐かしさを感じるのか、昔の苦労話をしながらも、大いに笑って、楽しいひとときとなっていました。