11月のノロウィルスの発症で、保育・高齢者福祉関係の機関は警戒態勢に入る八重山です。八重山病院の集団災害訓練も中止になりました。冬場に向けて、様々なビールスに悩まされる時期の入り口にあります。まずは目の前のウィルス対策。2003年には中国SARS騒ぎの余波も石垣におきており、台湾からのクルーズ船の自粛を呼びかけ、台湾観光客流入が冷え込んだのも懐かしい話です。ここ八重山は離島の離島。またそのまた離島を抱える不便な場所です。もっか人口も増え、環境の変化も盛んであり、豊かな自然が守れるか不安です。加えて地球温暖化で、八重山の熱帯化が心配され、想定外の疫病の北上も考えられます。なにしろ、元マラリア有病地帯です。有史以来、マラリア有病地域であった時代が、断然長い場所です、気は緩められません。 2005年、フィリピンの台風災害で、多数の流木が八重山に漂着したことを考えれば、なにがどうして、どんなものは来る分かりません。マラリア原虫もつ生物が漂着された日には、堪りません。だから、八重山を県内陸続きのエリアと同様に考えては、困ります。