11月17日18日の二日間、石垣市立八重山博物館による博物館体験講座「民具あんつくづくり」がおこなわれ、25名の市民が集まってあんつく作りに挑戦しました。民具のあんつくは、アダンの根を乾燥させ細かく裂いて、編み込んで糸にしたアダナスと呼ばれる素材に使い、網状に編んでつくっらカゴのこと。講師は、石垣実佳さん。材料のアダナスは、入手が難しく高価なことから、台湾製のサイザル草を乾燥させた細い紐をつかって制作しました。あんつくづくりに、便利なハコ型の器具をつかって、講師の指示にしたがって編んでゆきます。参加者は、民具づくりに興味がある人ばかりで、手先に覚えがあるようで、黙々と編み込んでゆきます。『アンツク作りに挑戦』の動画はこちら