海上保安庁の練習船「こじま」が、石垣港に入港。11月15日16時から、八重山の3高校の進路担当教諭を対象に、公開がおこなわれました。海上保安庁が所持する練習船「こじま」は、世界の海を航海して、海上保安庁職員を鍛錬する船。海上保安大学校3年生が乗船して実習します。なかなか見ることができない船で、1000トン級の船を上回る巨体を石垣港に入れていました。大型クルーズ船が入港する石垣港ですから、大きさが目立たないのは、ちょっと損した感じでしょうか。総トン数は3000トン。毎年、世界一周をやっているこの船。今年は5月に呉を出発。マラッカ海峡を渡り、スエズ運河を通過し、パナマ運河も通って、8月に一周を終えたようです。今回の石垣島寄港は、日本の港の学習といったところか。もちろん、海保の定番の職場でもある尖閣諸島も見ていくのでしょうね。