350年前の通信手段の再現です。竹富町教育委員会による火番盛の烽火リレーが、11月8日、午後2時から行われました。これは竹富町の各島には、火番盛なる海上交通を監視するシステムが存在したことを示す7つの遺構があり、これらが先島(宮古・八重山)の火番盛(全18カ所)として国の史跡に今年3月23日に指定されたことから、その文化遺産に目を向けると共に、島々のつながりを再確認し、町づくりに活かすことを目的に、今回烽火リレーがおこなわれました。この日、2つのコースでリレーが行われ、まず波照間島のコート盛をスタートに、新城島下地島の中森から、新城上地島のタカニク、そして黒島のプズマリ、竹富島の小城盛(クスクムイ)という西表島の南側からのもの。また、鳩間島の中森(なかもり)から、小浜島の大岳(うふだき)、そして竹富島の小城盛という西表島の北側からの計2コースがおこなわれました。(写真はゴールとなる竹富島のクスクムリの白い煙)『火番盛の烽火リレー』の動画はこちら