セイシカ橋が閉鎖

セイシカ橋が閉鎖

 幻の花として、脚光を浴びた八重山のセイシカ。これが見られる場所として、バンナ公園のセイシカ橋は有名でした。しかし、観光ポイントを充実させたいと、バスの乗り入れをねらい、バンナ公園の緑を犠牲にしてバス・自家用車の駐車場ができたあと、なんと訪れる人の多さが禍したか、セイシカ橋は突如通行止めです。老朽化?。 否、前から危ないところはありました。以前は渡る人が自分たちで気がついて、安全に渡っていました。観光客が来ると、どうもそのリスクを放置できなくなったようです。 昔は、山に行かなければ見られなかったセイシカ。今は、植栽され、沖縄本島でも植物園で見られるほどになってしまった。幻でなくなった花の価値を示すように、あっさりとセイシカ橋が閉鎖です。観光スポットが突如閉鎖されるのは、唐人墓に米原展望台、そしてこのセイシカ橋と連なり、これから続々現れるのでしょうか。次は、ピナイサーラの滝に策がつけられるかも。安易な考えで平気で子どもと一緒に八重山の自然を堪能する大都会の親達。正直、八重山の自然は安全ではない。そこを宣伝しておかなくては、気がつけば、野山は、策とガードレールだらけになって、それで何が実現するかといえば、異邦人に自然をアラされるスピードをアップさせるだけ。島の子どもが、山に咲くセイシカを見たことがないという状態こそ心配。

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