「裁判のしくみを知ろう」と、那覇地方裁判所石垣支部が夏休み期間中に小学生を対象に裁判所施設見学や模擬裁判体験を実施。子ども達に裁判所が身近なモノに感じてもらえるよう、裁判制度への理解を深める目的で実施されました。再来年(平成21年)は5月までに、全国で裁判員制度のスタートが決まっており、親にとっても、いずれは接する裁判制度。ちょっと先取り学習ともなります。募集されたのは、小学5年・6年生とその親で、この日、17名の小学生と12名の父兄が参加。まずは、アニメーションで裁判制度の全体をわかりやすく紹介。裁判所の見学のあとは法廷を見学。さっそく、模擬裁判が実施されました。子ども達が、裁判官、弁護士、検察官に別れて、模擬裁判の台本を読むもの。事件は、放火事件。目撃者と容疑者の声を、直に聞いて判決が子出されました。人定質問、起訴状朗読、黙秘権等の告知、罪状認否、意見陳述から、証拠調べも実際におこなわれ、検察官の論告求刑・弁護人弁論・被告人の最終陳述が行われ、判決が一旦、法廷に裁判官が出て決めてから入廷。判決を下していました。模擬裁判のあとは、子ども達は、実際に使われる法衣をまとって、裁判官を身近に感じていました。11月18日は、2年後にはじまる裁判員制度についての説明会が私立図書館で予定されているとのことです。『親子で学ぶ裁判制度』の動画はこちら