8月3日午後8時、石垣市役所玄関ピロティーで八重山署と八重山地区交通安全協会による「飲酒運転根絶・路上寝込み防止<盛り場ローラー作戦>」がおこなわれました。この日、八重山署、八重山地区交通安全協会、石垣市交通安全推進協議会、地域交通安全推進委員、沖縄県交通安全推進員、交通安全母の会など関係団体、約50名が参集。まず、出発式がおこなわれ、八重山署長の島尻哲夫署長が挨拶に立ち、八重山における路上寝込みや子どもの飲酒などが多く、先日発生した路上寝込みによる死亡事故が発生。7月20日に緊急アピールを実施したにもかかわらず、まだこの8月2日までに19件の路上寝込みがあり、盛り場におけるローラー作戦の必要性を述べ、多くの人にアピールすることで、安全な街づくりに多くの人が理解してくれるよう取り組んでいきたいと、述べていました。
島仲信良八重山地区交通安全協会長がこのあと挨拶に立ち、皆さんで安全なまちづくりに取り組んでゆきましょうと、呼びかけていました。この日、路上寝込みをしない、させない、許さない。と3項目を宣言。このあと参加者は、グループに分散して、夜の盛り場へローラー作戦を実施。交通安全、飲酒運転の根絶の旗を手に、ネオン輝く盛り場を歩き、営業中の居酒屋やスナックの扉を開け、飲酒でにぎわう場で、飲酒運転の根絶、路上寝込み防止をアピールしました。また店の前に立つ店の女性達に、飲酒運転根絶と路上寝込みのビラを配布するなどして、理解を求めていました。なおこの取り組みは、市街地に限らず石垣島北部地区でも実施され、全島的に各字の盛り場を関係機関が巡り、飲酒運転の根絶と路上寝込防止をアピールしていました。また、八重山署は主要幹線において抜き打ちで検問も実施し、飲酒に関わる交通事故根絶へ向けて徹底して取り組んでいました。