8月2日午前10時から石垣港内で発見された不発弾の爆破処理がおこなわれ、関係者が見守る中、海中で爆破処理されました。これは、今年2月28日に陸で発見された不発弾を海中投棄するために、石垣市から不発弾を引き渡されるために入港していた海上自衛隊沖縄基地沖縄水中処分隊が、石垣港内で発見したもの。当初は、6月30日に爆破が予定されていましたが、沖縄本島での辺野古沖での海洋調査で動員されることになり、急遽延期されていたもの。午前10時に、不発弾処理対策本部が黒島健副市長の声で設置され、関係者が見守る中、62年の眠りにある、旧日本軍40mm機関砲10発、米国軍3インチ砲弾2発、旧日本軍75mmりゅう弾6発の処分作業が行われ、予定通り正午に爆破。爆破位置は、石垣港沖西防波堤灯台から真方向160度950キロメートル付近。潜水士が海中の視界が戻ったころに海中内を確認して、約15分後に、副市長へ完全に爆破したことを報告。副市長は、対策本部を解散しました。石垣港内は、爆破地点の半径N1500mは遊泳・潜水禁止となり、港泊禁止が半径300m円内と、石垣港内の部分的規制がおこなわれました。11時40分から石垣港内の一部規制が実施され、離島航路は全面規制となり、八重山観光フェリー、石垣島ドリーム観光、安栄観光、波照間海運の船便約12便に遅延が発生。12時16分頃には、解除されました。この日の参加機関は、海上自衛隊沖縄基地沖縄水中処分隊、石垣海上保安部、石垣航空基地、八重山警察署、八重山支庁、沖縄総合事務局石垣港湾事務所、竹富町、石垣市役所、石垣市消防本部。対策本部には40名が集結して爆破を確認。爆破作業を実施した班を含めると海上自衛隊は33名、ヘリほしずな、灯台見回り船あやばね、巡視艇なつづきなどの出動した海保職員を含めると19名、消防本部は広報した人員を含めれば9名と、石垣市職員は35名が参加。総勢、約100人が参加して無事、爆破を完了しました。