7月11日午後3時から旧土木事務所で、その後八重山マルチメディアセンターとして利用された建物で、石垣市IT事業支援センターの開所式がおこなわれ、関係者が集まりました。約3億8千万円でおこなわれ、同支援センターとして生まれ変わりました。1階は、一人1時間無料でインターネットが利用可能。2階と3階に、インキュベート企業とコールセンターが入居。コールセンターは、8月いっぱいに設備を整え、9月から募集に入るとのこと。まずは70人から80人の採用を考えているとのこと。すでに採用された10名が、採用者の指導員となるべく、講習を受けている最中。国の戦略として、国内におけるIT革命を実現して、高い効率化を実現し、競争力を獲得する目的ではじまった「IT」の盛り上がり。地域振興へも役立てようという観点が沖縄特区。しかし所詮、実業を補佐する第3次産業である。これが一人で立ち上がっても、地域振興に役立つわけがない。雇用創出といっても、大都市のおこぼれ雇用。流動性は高い。IT特区は、技の開発こそ、急ぐべし。ITの最新ハードに満足したり、場所の提供で悦ぶのではなく、亜熱帯で踏ん張る沖縄のフレンドリーなコミュニケーション能力で、新たな成果を出すべき。ビジネスの軸は信用。世界のウチナンチュの外交力を使うべし。『石垣市IT事業支援センター開所式』の動画はこちら