体験観光ガイド人材育成事業

体験観光ガイド人材育成事業

 石垣市に来島する観光客の増加から、多様化するニーズに応える体験観光ガイドの必要性が高まっています。そこで、自然環境や文化・歴史などの知識を学び、体験観光ガイドとしての必要な知識の習得する講座が実施されました。この講座は、ひいては島の雇用拡大にも貢献する事業。体験観光ガイド人材育成事業として、6月5日と6日の二日間、大浜信泉記念館でおこなわれ、17名の参加者が体験観光ガイドについて学びました。6月6日は、午前10時から石垣島沿岸レジャー安全協議会会長の成底正好氏が「エコツアー講座」として、アクティビティー体験と実践講座を実施。二つのグループに別れて、皆、手をつなぎ、目を閉じて言葉のコミュニケーションだけで、指定された形をつくる競技を実践。初対面で硬い空気をほぐすことで、教室は和やかに進行します。このアクティビティーを活用しての講演は、互いに言葉を交わすことで雰囲気が生まれ、学習できる環境が生まれることを実感してもらうねらいがあるようです。エコツアーでは、観光客へ自然のすばらしさを、体で感じ取ってもらえるように、工夫が必要なことを、アクティビティーと講演を通じて実践していました。内容も、生態系が生物の生存のバランスが壊れると、深刻な影響を与えることを、身を以て理解できる仕組みで、参加者は有意義な時間を過ごしていました。

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