カンムリワシの放鳥

カンムリワシの放鳥

 5月21日、午前10時に浦内川河口に近い農道付近のヤブの中にカンムリワシは放鳥されました。これは3月8日午後1時半に西表島浦内川河口の農道で、国の特別天然記念物のカンムリワシの成獣個体が衰弱してうずくまっているとの通報が、西表西部動物診療所にあり、 左目の損傷と、著しい衰弱がみられたことから、同診療所で治療がおこなわれ、西表野生生物保護センターの屋外ゲージでリハビリがおこなわれ、体力の回復が見られたことから、放鳥となったもの。自然に馴れる前にカラスから攻撃されそうなため、森の中の枝に置いて見ることにしました。枝に放鳥直後、近くの枝に移動してから、カンムリワシは、素早く飛び去りました。今回、このカンムリワシには黄色いウイングマーカーが装着され、個体の識別が可能になっており、このウイングマーカー装着のカンムリワシを発見したなら、環境省西表自然保護管事務所0980-85-5581まで連絡してほしいとのこと。『カンムリワシの放鳥』の動画はこちら

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