5月15日、石垣島平田原の水田では、稲穂が黄色く色づいて収穫の時期に入っています。字石垣に住む仲新城淳さんの田んぼでは、稲刈りが始まっています。今年1月に植えられた稲が、コンバインによって次々に刈り取られています。この日で、7反半を刈り取る予定です。銘柄はコシヒカリ。収穫する田んぼは1月10日に田植えをしたもので、5月8日に収穫予定でしたが、7日遅れての収穫となりました。仲新城さんが51年間稲作をやってきてはじめての経験をしたといいます。というのは、3月23日に出穂をしたこと。穂がでるのが早すぎることに驚いたと同時に、今度は熟するのに51日間かかったこと。通常は34日ぐらいとのこと。1・2月の暖冬と、3・4月の寒さと日照不足が影響したとのこと。また、4月18日のニンガチカジマイで、強風に稲穂はダメージを受けた模様。おかげで、今回の今年一番の収穫は、イモチ病と不稔籾の増加で、平年の4割しかとれないとのこと。しかし、2月以降に植え付けたものは、まれに見る豊作で、このあと収穫する田んぼは、できがいいとのこと。 『日本一早い稲刈り』の動画はこちら