石垣島の国立公園編入の説明会における質問コーナーでは、具体的に大崎の海岸線や米原のもっと西の海岸線など、領域の拡大を提案する人もありました。また、唯一の川平の海中公園に関しても、できるかぎりその海中公園の陸域側も指定をという声が上がっていました。環境保全を考えると海と陸の関係は切り離して考えられないと、意見をいう市民の声です。広げる方向で、自然をしっかり守ってほしいという意見が多数よせられていました。 既に移住して暮らす人には、これ以上の急激な新参者の開発拡大を止めたい。そういった見方も伺えます。 ほとんどが山岳部と海浜の国立公園域。見直しを5年ごとに繰り返す国立公園であれば、静かに島で暮らし続けたい住民には、まず指定をすることに、反対する理由はないかもしれません。
