海洋から漂着する漁具やペットボトルなどのゴミが増加。また、この廃油ボールもやむことがありません。激しい成長を見せる中国・台湾・韓国などの経済振興の影で、海洋投棄が深刻化していくばかりです。さて、漂着物を処分するにあたり、気になるのは廃油ボールの除去を県がすれば、沖縄本島への搬送が必要となり、石垣市民がおこなえば石垣市のクリーンセンターでの処理となります。わずか4万7000人の自治体に、被さってくるアジアのゴミの処理。しかし、観光を振興する八重山であれば、処理しないわけにはいきません。これは国境に接する自治体の深刻な国際問題です。