満101歳をむかえた今でもとても元気なシケさん。その元気の源はどこからくるのかと伺うと、「自分のことは、自分でやっているから」だそうだ。28歳で結婚し、6人の子どもに恵まれた。しかし最初の子を出産し、満産祝いの日をむかえた当日に、戦争のため台湾に疎開することになったという。終戦後は石垣に戻り、シケさんの旦那さんが働くかつお節工場やパイン工場で働いた。まだ女性が働ける場所が少なく、家の手伝いをしたり、畑仕事をしたりと、仕事や子育てに一生懸命働いたそうだ。「自分の体のことは自分が一番知っています。人任せにせず、できることはこれからも自分でやっていきたい」と笑顔で話してくれた。