石垣市街地の我が家から、日々伊原間に行き来する途中、伊野田地区の石嶺清さん(74歳)の所有する畑の一面に昼前、ドラゴンフルーツの蕾を見かけました。「もしかして今夜満開するかも」と思い胸がわくわくでした。夜になり、さー撮影するぞー気合いの入っている八重子です。「あーっカメラ自宅に忘れた!」。市街地までカメラを取りに行く! あわて者の私です。
真夜中、懐中電灯とカメラを手にして、ドラゴンフルーツの花に近寄りました。周辺が甘ーい香りです。数え切れないほどの花と香りに囲まれて、私は幸せです。一夜限りの花撮影しながら興奮する私でした。さっそく自宅に戻り、撮影した花をパソコンで再度拝見、この様な優しくて、純白なドラゴンフルーツの花を見て「私もこの様な優しい花になりたいなー」と自分勝手に思うのでした。
昨夜満開していたドラゴンフルーツの花、早朝なら一面撮影できるのかな? 気になり、翌日の早朝6時頃、石嶺清おじーの畑に向かいました。畑に到着「エー! ドラゴンフルーツの花が!」。もうすでに、石嶺のオジーが、ドラゴンフルーツの花を一輪ずつ受粉する作業をしておりました。
最後の一輪を受粉するところを撮影できました。受粉されたドラゴンフルーツの花びらはすでに、ミツバチがたくさんです。ドラゴンフルーツをつくる皆様方の作業、木を植え、小さな赤くて可愛いい蕾ができ、花が咲き、一輪ずつ受粉をし、愛情のこもった作業です。ドラゴンフルーツが大きな実となり私たちの食卓にデザートとして並びます。ドラゴンフルーツの中の黒いゴマの様なものは、体内の腸を綺麗にしてくれるし、美白、張りのある肌になる成分が含まれていて、新芽や皮は天ぷらや酢の物など、他にも色々食べ方があります。これからの夏は美容食にドラゴンフルーツをたくさん食べましょうね。