八島町出身の宮良優子さんがこのほど、北里大学の獣医学科に合格した。八重山から獣医学科合格者が出たのは、昨年の浦崎英斗さん（酪農学園大学2年）で16年ぶりで、2年連続の快挙となった。宮良さんは小さいころから動物が好きで、獣医になりたいと考えるようになった。平田家畜病院に自宅のペットをつれて通ううちに、同病院の平田勝男さんに相談したりと具体的に獣医学科への進学を目標に決めた。沖縄尚学を卒業後二浪し、この度めでたく合格した。「まずはきちんと学んで、いろいろな場所で修行を積んで、将来的には島に帰ってきて島で獣医をしたい」と頼もしく話した。
