昨年末に、コミュニティトレード（地域の問題解決のための交易）をすすめている第三世界ショップ（東京）から、フェアトレードチョコレートを使って地域の何か（福祉、地産食材など）とコラボレーションするプロジェクトを全国的に募集し発信するのでエントリー求む！という通達がやってきました。
全国的に石垣島をPRできるなら、参加する以外ありません。私は地域に還元できることで、私にとって得意なことがないか、考えてみました。
私自身、食品開発の経験がないし、エントリーの締切まで時間もありませんでした。そこで、思いついたのが「食べ歩き」。途上国の人権と環境に配慮するフェアトレードのカカオが原料で、しかもスイスの職人が丁寧に仕上げた極上のチョコレートと、地産の食材、そして私の知る素晴らしいシェフたちが出会ったら、どんなメニューが出来るんだろう？ それは、きっと観光のお客様にとってもレアで楽しいはず…。私はワクワクしましたが、こんな企画は初めてなので、今回は知り合いのみに恐る恐る提案してみました。「うん、面白そう！」。8店舗の参加で、この企画はスタートできました。
記者会見では、試食会も兼ね、私のブログで募集した一般モニターにくじ引で各店のメニューを試食してもらいました。（どのお店がどの人にあたるか!?）。カナダ人夫婦の長期滞在旅行者も飛び入りして感想を述べてもらい、大変盛り上がりました。
この原稿をかいている現在、カフェめぐり期間がスタートし、各店のメニューやコメントを紹介した手作りマップも大変好評です。「石垣島って、色々と面白いことをしている島なんだね」、「個性的なお店があるね」と観光のお客様。地元メディアにも掲載されましたし、第三世界ショップの発行物でも、表紙に「石垣島」の三文字も大きく掲載され、手応えを感じているところです。
今後とも皆さんと何か楽しいイベントができたら嬉しいです。
食べ歩きで地域活性！ 石垣島バレンタインカフェめぐり
