波照間島出身の昇さんは20歳で単身、大富に越してきた。それからずっとキビをやっていたが、4年前にさそわれてから、由布島の水牛車に乗り三線をひいている。「ここは年寄りから若い人までたくさん働いているから楽しいよ」と話す。現在キビは、刈るのは人に任せているが、植えて世話をし、自分で育てている。大富老人会では、会計係りを務めている。毎年出場している、竹富町の老人会のゲートボール大会にむけて、日々練習に励んでいる。「動けるうちは働くよ」と話す昇さんはとっても元気。