石垣島に足を踏み入れて十年が経過しました。十年前の石垣島は今と比べて観光客も少なく、建物やお店も少なかった。ガソリンスタンドの数も少なく日曜日はどこのスタンドも休みだったので、それを気にしながらレンタカーに乗る必要がありました。
あれから十年、石垣島がこれだけ変化をするとは想像もできなかったです。十年前の石垣島は何もうるさい物がなく、人も少なくのんびりした良い島だと思いましたが、今の石垣島はどこか違う。
島人は石垣島の発展を願っていますが、都会になることが島の発展なのだろうか?といつも疑問に思っています。石垣島に来るリピーターが求めているものは、不便でも自然豊かで人が温かい石垣島です。
石垣島にもしそれが無くなったら、都会と何も変わらずリピーターも何度も足を運ぶ意味がきっとなくなるでしょう。けしてそうならないよう願いたい。
そして変わったと言えば、十年前と今で私の立場も変わりました。単なる観光客から今は八重山郷友連合会の一員となり、他の方々と同じ郷里八重山という視点から八重山を見るようになりました。
私にとっての八重山とは、ある意味広く、ある意味小さな不思議な場所です。さて、3年間書き続けた「月刊やいま」への“連続”
投稿が今号を持って最後となります。今後は突然投稿するかもしれません。この3年間、書きたいこと、伝えたいことを思いのままに書いてきました。どれだけの方が読んでどれだけの方に共感して頂いたかは分かりませんが、これからも八重山が観光客にとって“癒しの島”であり続けることを願いたいと思います。
八重山
