8月29日に市民会館中ホールで開催された「地球のホンネ!~でーじなってるさぁー、だっからよ~!」には、会場を埋め尽くすご来場を有難うございました! RaGmyの歌も、でーじバッグ展も大好評! メインの田中優さん(未来バンク事業組合理事長、ap bank監事)の講演は、世代や支持するものを越えて「面白かった!」と感想を頂いています。内容をリポートしますね。
世界中のミツバチ失踪の一因とされているネオニコチノイド系農薬。実は人間…特に子供たちの脳にも影響を与えている事実。悲観で終わらず、逆手にとって「ネオニコフリー」をうたった農産物で儲け、環境保護を広げていこうという提案。興味深かったです。
私が最も印象的だった言葉は「ノーリグレットポリシー」。後悔しない政策。地球温暖化の科学は証明されきっているわけではないけれど、可能性が高いのならば後悔しないよう予防策をとるべき。今年の内地の猛暑を考えると「温暖化は本当に人のせいなのか」を議論している時間は残されていないのかもしれません。石油の奪い合い戦争をやめる為にも「自然エネルギーは可能性でなく必然」という言葉に頷きました。
また、多くの方より「目からウロコ!」とご感想を頂いたのが、軍事の話。世界の国々がCO2を減らしても、軍事排出は大きく残ってしまい、温暖化をストップできない。「隣の国が攻めてくるかもしれないから軍備が必要」は、小さな点でみると正しいけど、それを世界中の国がやったら、どうなるか…。私たち人類が本当に賢い選択ができるのか、試されているように感じました。
最後に、元気な司会で盛り上げてくれた松原カイさんからの質問「私たちが日常的にできることは?」に対し、「政治家を身近にする事」と優さんの答え。 9月に新しい議員さんも沢山誕生しましたが、彼らと普段から連絡をとって、島々の未来を共につくっていけたら良いですね。講演でも紹介されていた超コンパクトな波力発電。本当に島の周囲に浮かべられたら、地域の資源を活用したエネルギー自給の島としてPR効果も抜群だと思います。どなたか、議会に提案してくださいませんか~?