ご自分のお子様たちが、感受性豊かに育ってほしいと思いませんか。感受性が豊かであれば、美しいものに心を動かされたり共感したり、芸術作品や音楽を観賞することによって感動したり、気持ちが楽しくなったりするからです。人生で感動することが多いと素敵ですよネ。ピアノが弾ける子ならば感受性に乏しい子に比べて、たとえ下手でも素晴らしく情緒にうったえる演奏を披露することができるでしょう。だけれど、「感受性を豊かにしなさい」といわれて豊かになる人間なんていません。ではどうすればいいか。実は、感受性は個人それぞれの持つ全ての感覚に直結しています。つまり子供の持つ感覚を鍛えれば、感受性は育っていくわけです。(子供に限らず大人でもです)。では内的な働きである『感覚』はどのように鍛えればよいのか。次回はこの『感覚』について書きたいと思います。